FP2級からFP1級へ前進するとしたら

FP2級に受かったあとは、銀行や証券会社、保険会社のような企業、世間でよくいわれる「花の職場」への就職・転職が大幅にしやすくなります。一生懸命勉強した甲斐があったというものですね。

ところで、実際に就職して順調に仕事を重ねていったら、また欲が生まれることがあります。もっとFPとしてスキルを高めたい、実力を磨きたいと願うのはまったく不思議なことではありません。

それでは、どんな資格がその先に待っているでしょうか? 「FP2級の先」と書かれたら、普通はFP1級を思いつくでしょう。

FP1級もFP2級と同じく、学科試験と実技試験があります。そしてややこしい話ですが、それぞれに別々の受験資格が定められています。

FP1級学科試験の受験資格(以下の、いずれかに該当)
・2級(技能士)検定に合格している&実務経験が1年以上ある
・実務経験が5年以上ある
・厚生労働省認定金融渉外技能審査2級に合格している&実務経験が1年以上ある

ほとんどの方が、「実務経験1年以上」のほうで、この受験資格を満たそうと考えるでしょう。

FP1級実技試験の受験資格(以下の、いずれかに該当)
・FP1級の学科試験に合格している(ただし、有効期限あり)
・CFP資格を取得している(=認定を受けている)
・CFPとして認定は受けていないものの、CFP試験全部に合格している(ただし、有効期限あり)

つまり、FP1級の学科試験をパスしてから、実技試験に臨むのが王道のコースということになりそうですね。または、CFPを先に取得するという手も考えられますが。

いずれにしてもFP1級の試験は、FP2級までよりさらに難しく専門的になります。
学科試験の合格率は高いときでも20%以下、へたをすると10%以下になるのが当たり前。
実技試験は70~80%台になりますが、これは相当勉強していることが前提となるからです。

チャンスがわいてきたら、よく勉強して1回で受かるようにしたいものですね。