FP(ファイナンシャル・プランナー)2級の現実の合格率をどう見るか

FP2級の合格率はどうして他の資格の合格率と比べても、頻繁に「受けてみる価値がありそう」とささやかれるのでしょうか? 

資格も、国家資格・民間資格を総合したら今の日本にはおそらく何百種類とあるのではないでしょうか? 
その資格の数々ですが、合格率が低調な資格もわりと多く、しかも低い合格率のまま毎回続いているような資格まであるほどです。これらの資格の場合、受かるのは本当に困難ですが、それではFP2級の合格率はいかほどでしょうか? 
FP2級は2つの団体で試験をやっていますから両方を比較してみましょう。

FP2級の合格率(きんざいの場合)
  学科試験 実技試験
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
平成27年9月 35,972人 7,496人 20.83% 25,271人 7,692人 30.43%
平成27年5月 34,230人 7,538人 22.02% 24,185人 12,635人 52.24%
平成27年1月 40,148人 8,016人 19.96% 32,262人 12,634人 39.16%
FP2級の合格率(FP協会の場合)
  学科試験 実技試験
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
平成27年9月 16,492人 5,845人 35.44% 11,880人 7,143人 60.13%
平成27年5月 16,043人 6,450人 40.20% 11,674人 7,436人 63.70%
平成27年1月 17,760人 6,032人 33.96% 14,054人 8,775人 62.44%

これは平成27年度だけの比較をした場合ですが、きんざいのほうを見るとちょっと低い数字(20パーセント台の合格率が目立ちますね)が立て続けに書かれているように見えるため、FP2級もたいして簡単ではないように思えてしまうかもしれませんが、なにもたったそれだけのことで難しくてつらい試験だとみなすこともありません。
実はFP2級の合格率から読み取るべきことは、きちんと勉強していない人がどれくらい多いのかということです。
これは何も、あまり勉強をしていないふまじめな人がたくさん受けにきているという意味ではありません(確かに、そんなタイプの受験者は毎回必ずいるようなのですが)。むしろ、きちんとした勉強を出来ていない受験者が多いことを見抜くべきでしょうね。FP2級もさすがにただ簡単な試験なのではないのですから、勉強法を間違えると受験までの間に必要な学力を身につけることができなくなってしまいます。

FP2級では(後半のページで説明しますが)勉強法を見誤らなければ、合格率なんてほとんど気にする必要はないといってもいいのです。