FP(ファイナンシャル・プランナー)2級の合格率はきんざいだと本当に苦しい?

FP2級は、きんざいとFP協会と2つの団体が試験に関与していますから、合格率を見たいときも2種類の合格率を参照したほうがいいですね。

FP2級の合格率をきんざいとFP協会で分けて並べるとどうしてもFP協会の数字のよさが目立ってしまいます。
ようするに、きんざいのほうのFP2級試験の合格率がどれだけ低く見えてしまうかということです(あくまでも比較上の問題なので、他の試験と比較したらそんなにたいした低さではないのですが)。

それにしてもどうして、きんざいでFP2級試験を受けると合格率が低めになってしまうのでしょうか。
実は試験問題の違いが大きな原因になっているだろうと推理されています。
つまり、きんざいの試験問題の難易度がFP協会のそれより高くて、FP2級試験の合格率に直接反映されているという理屈です。

きんざいの試験のほうが実は問題数は少ないのですが、問題がときどき巧妙につくられています。
受験者の意表をつくような出題形式になっていることも多いようですし、ややこしい問題文になっていることも多いですね。

きんざいのFP2級試験には難問も混ざっているわけですが、難問はどうしても正解できる受験者が少数になります。
ただし、他の受験者だってそれは同じなのですから難問のせいで自分が受けても合格できないということにはなりません。それによく読んだら、正解を導き出すための材料が隠されているタイプの問題文もたまに混ざっています。きんざいのほうがFP協会よりも問題の数が少ないのですから、ひとつひとつの問題にかけられる時間も少しは長くなります。試験時間を使ってできるだけ問題をよく読むようにすれば、そう怖いものではありません(なんだかんだいって、きんざいのほうも試験時間に余裕はないのですが)。

きんざいとFP協会のFP2級合格率の格差からわかることはほかにもあります。
FP協会のほうが問題数は多くても、受験者にとってなじみやすいという意見もありますね。
基礎に近い問題が多いことのほか、実務的な問題についても普通の社会人が体験しやすい範囲から出題されている傾向があることは事実です。

FP2級の試験では、きんざいの合格率が低そうだからと言ってきんざいを避ける必要はありません。
試験問題をよく確かめてからきんざいでうけるかFP協会で受けるかを決めるほうが安全でしょう。