FP(ファイナンシャル・プランナー)2級の合格率を実技だけで比べる

FP2級の合格率が、他の試験の合格率と比べても奥が深く、詳しく知りたいと思ったらたっぷりと時間をかけて調べたほうがいいと考えられてきました。それはどうしてでしょうか? 

FP2級の試験がきんざいとFP協会と、主催団体によって問題が違うことも大きな理由ですが、それだけではないですね。FP2級の試験は元来、2つに分かれています。つまり、学科試験と実技試験ですね。
そして実技試験には種類があり、その種類がまたきんざいとFP協会では違うことも、FP2級の合格率を複雑にしています。

FP2級の実技試験には以下の種類があります。
+きんざい
-個人資産相談業務
-中小事業主資産相談業務
-生保顧客資産相談業務
-損保顧客資産相談業務
+FP協会
-資産設計提案業務

きんざいのほうが種類が多いわけですが、だいぶ前から有名になっているように、FP2級の実技試験はすべての科目を受ける必要はまったくありません。好きな実技試験科目だけを選んで受験すればいいのです。
このことがFP2級の実技試験の合格率に何か関係があるのかいぶかしく感じる人もいそうですが、つまり実技試験科目によって、FP2級合格率もだいぶ変わってしまうという事実があるのです。

それでは具体的にはどれくらい合格率は変わるのでしょうか、FP2級実技試験科目すべての合格率の推移を書き出すと何ページもかかってしまいますから割愛しますが、わかりやすく実技試験の差をまとめるとすると、合格率が高い順に、損保資産相談業務>資産設計提案業務>中小事業主資産相談業務>生保顧客資産相談業務>個人資産相談業務と、書くことができます。

もっとも、FP2級の合格率は毎回けっこう大きく変動しますし、実技試験科目もそれは同じですからこの順序にはだいぶ含みがあることを意識してから見つめるようにしてください。
また、生保顧客資産相談業務は特に振れ幅が大きくて他のすべての実技試験科目よりも合格率が厳しくなることもありますし、損保顧客資産相談業務と中小事業主資産相談業務は受けられる月と受けられない月があります。

そして忘れないでほしいことは、ただ合格率だけで選ぶべきではなく、内容に関心を持てるかどうかで選ぶことも大事です。合格率だけに気を取られず総合的な見地からFP2級の実技試験科目を選択してほしいですね。