FP(ファイナンシャル・プランナー)2級に独学で合格しようとする計画の傷

FP2級の試験は年に3度受験のチャンスがあって、他の資格試験に比べたら恵まれているほうですが、4ヶ月前後勉強するだけでいいのだったら独学でも狙えるだろう~、と軽い気持ちでFP2級の勉強をはじめる向きもあるようです。
しかしこれは大きな誤解ではないでしょうか。

FP2級の合格者にインタビューをするとします。確かに、「3ヶ月くらいしか勉強をしなかった」なんていう答えはちらほら聞こえてきます。FP2級はほんの数ヵ月我慢して独学に励んだら受かるだろうという思考回路を持つ人たちが出てきても不思議ではありませんが、これは結論に一気に飛躍しすぎでしょう。

FP2級は、独学で受かるチャンスがあることについては否定しません。ただし、リスクの危険がつきまといますしその危険の度合いも矮小ではありませんね。
「FP2級なんて2、3ヶ月がんばって勉強したら余裕で行ける」ですとか「FP2級はどこかの学校に行かなくたって大丈夫」なんてコメントを聞いて、自分にも同じことができるだろう、FP2級は独学で平気だろう、なんて考えを持つに到るケースが毎年繰り返されていることにはかなり疑問を抱かずにはいられません。

FP2級に独学で、ストレートで合格できる人の数は、おそらくチャレンジした人たちの半数に届かないでしょう、というよりもむしろ、何割もないかもしれません。何パーセントしかいなかったとしてもまったく不思議ではありません。
FP2級に独学で受かった人たちよりも、失敗した人たちのほうがその何倍も多いという事実は隠しようもありません。そもそも、FP2級の本試験を受けるに到らない人たち(つまり、独学を途中で投げ出してしまう人たち)がかなり多く混じっているだろうと考えざるを得ません。

独学でFP2級を目指すということは、誰にも助けてもらえないということです。
丁寧につくられている教科書や参考書を買うことはできますが、勉強中に浮かんでくる疑問に対する答えが逐一書いてあるわけではないですね。わからないことがじりじりとたまっていくことは間違いありませんし、FP2級の試験範囲の大部分は味気ないことばかりですから、やる気を保ち続けるだけでもそうやすやすとはいきません。

FP2級の合格を独学で勝ち取ろうとするのは、他の勉強法よりも何倍も失敗が多いことは絶対に軽視してはいけないでしょう。